ワンピースの考察と伏線を楽しむブログ

プリンが悪女に豹変したのは嘘だと判断した3つの理由、第850話「一筋の光」の感想と考察

   

 

ネタばれを含みますのでご注意を。

 

今週号のワンピース劇的な展開でしたね。

見た方は知っていると思いますが、プリンが悪女に豹変してしてしまいました。

サンジと結婚する気はない、結婚式でサンジを殺し、ビッグマムはヴィンスモーク家を皆殺しにすると捕らえたレイジュに語っています。

それをルフィにも伝え、そしてこっそりプリンに会いに来たサンジにも秘密がバレたという展開。

要するに、ヴィンスモーク家の科学力だけが目的で、それを奪ったらヴィンスモーク家を消すよってバラしちゃったんです。

 

プリンは三つ目を発動し、すごく化け物のような怖さで描かれています。

自ら語る事によると自分の本性は家族しか知らないとのこと。

 

でもこれはプリンの嘘だと私は判断しました。

その理由は2つあります。

 

1つ目は、少し前の回で姉であるローラとの回想シーンがあり、雨の中物思いにふけっていたプリンの姿があった事です。

ルフィと初めて会った時も、ローラの話をしていましたし、ローラが政略結婚を避けて逃げたのは事実です。

プリンが真に悪女なら違和感のある回想シーンと前フリです。

 

2つ目はこの時期で、レイジュに秘密をばらす事はあまりにも愚かであるという事。

このだまし討ち計画が本当なら、わざわざレイジュに秘密をばらす必要はありません。

結婚式の当日にサンジをだまし討ちにする方が確実です。サンジが来た時に秘密をばらしたのも偶然ではないと判断しました。

わざとサンジが来たときに秘密をバラしたのです。結婚を壊すために。

 

3つ目はビッグマムの政略結婚が実際行われている実績がある事。

ジンベイの仲間とも政略結婚が行われて、ジンベイの仲間とビッグマムの魚人の娘が夫婦になっていまいした。

ビッグマムはわざわざヴィンスモーク家だけを抹殺する必要があるでしょうか。

しかしヴィンスモーク家はどうせビッグマムの言う事を聞くわけがないという理由をプリンは語っていました。

これはあり得る話ではあるのですが、どの政略結婚でも裏切りや従順ではない場合はあるので言ったらきりないんじゃないだろうか。

ヴィンスモーク家だけを特別視するのも無理はあります。

 

というのが私の考察ではあるのですが、作者のさじ加減1つで矛盾説明ができてしまう事なので、真にプリンは悪女であったと結論がなされる可能性はあるでしょう。

 

しかし前号でレイジュが逃げ出したシーンも描かれていたので、これがヴィンスモーク側に知れれば破談になる可能性は高いですよね。

わざわざ結婚を壊すためのプリンの策略だと感じます。サンジはその嘘に気づいているんじゃないかと私は思っています。

 

プリンはこの状況を楽しむ悪女であるため、レイジュやルフィに真実をバラしたとも結論付ける事もできます。

どっちに転ぶのか、プリンは悪女か嘘だったのかどっちでしょうね。

結論が気になります。

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